内生の内観

菅原圭輔

来場者の内省を促し、怒りの感情を認識させる実験的なパフォーマンス

  • 世界初演
  • ダンス
  • フィジカル
  • インスタレーション/展示
  • ドイツ

『内生の内観(ないせいのないかん)』は、怒りの感情を認識するための実験的パフォーマンス作品です。怒りの感情は基本的かつ普遍的な情動です。しかし、日常生活において、特に仕事や家庭で忙殺される中、自身の感情と向き合う機会は極めて稀ではないでしょうか?認知出来ていない潜在的な怒りの感情は、もしかしたら無意識的に我々の生活に大きく影響しているかもしれません。本作は、共同研究者で臨床心理士の佐々木洋平氏のアドバイスを基に、認知行動療法から着想を得て、パフォーマティブ・インスタレーション*という手法で怒りを表現することで、来場者に内省の機会を提供することを目的としています。

*…身体表現や舞台芸術の要素をインスタレーションとして成立させるため、身体を物体(オブジェクト)として認識し、空間や時間に定着させることを目的とした菅原が考案する表現手法

会場

BankART Station
〒220-0012
横浜市西区みなとみらい5-1 新高島駅地下1F

日時

12.14 Sat 13:30
12.14 Sat 18:00
12.15 Sun 12:30
12.15 Sun 17:00

途中入退場可能

上演時間

120分

翻訳・字幕

音声ガイドあり(ご自身のデバイスで再生す るため、イヤホンのご持参をお勧めします) 英語概要配布

チケット

YPAM参加登録者:¥2,000
U25(要証明提示):¥2,000
一般:¥2,500

お取り扱い:ArtSticker

アーティスト情報

菅原圭輔(振付)

ベルリン在住のパフォーミングアーティスト兼振付家。身体的なアプローチを重視しつつ、観客が空間全体を体験できる構造を取り入れた作品を特徴とする。2017年の渡独以降、「自己のあり方と他者との関係性」を創作の主なテーマとし、精力的に作品制作を続ける。作品は、ドイツ、デンマーク、エストニアなどの欧州諸国および日本で公演され、高い評価を得る。また、リトアニア、イラクの国際フェスティバルへの招致実績有り。

スタッフ/キャスト/クレジット

作・振付:菅原圭輔
共同研究者:佐々木洋平
出演:林田海里、山岸詩音
サウンドデザイン:Tatsumi Ryusui
照明装置:比嘉義貴、深津哲也
ビジュアルデザイン:小林紗也
アートコミュニケーション:古川実季
ナレーション: 真館晴子
レコーディング: Ayumi Nakamura (Walm)
翻訳: 田村由以

お問い合わせ

info@keisuke-sugawara.com