香港映画×ジャズ
前半生藝術概念
モダンビックバンドジャズ、ヒップホップ、名作香港映画音楽の心踊るマッシュアップ
香港ジャズシーンのトップを走り、ジャズ作曲家・ピアニストとして活躍するパトリック・ルイと、谷口知巳率いる京都コンポーザーズ・ジャズ・オーケストラの共演によるジャズ・コンサート。このクロスジャンルのコンサートでは、ルイ氏がジャズ、ヒップホップ、ポップミュージック、映画音楽を織り交ぜ、ブルース・リー、ウォン・カーウァイ、ジョニー・トーの香港映画のサウンドトラックをモダン・ビッグバンドのスタイルに再編曲し、香港におけるユニークなジャズ音楽を披露します。これは、2019年に香港で開催された「ル・フレンチ・メイ(Le French May)」で批評的にも商業的にも大きな成功を収めた彼のプロジェクト「Jazz in French Films」からインスピレーションを得たものです。香港の最も重要な文化的な輸出産業の一つでもある映画は、視覚的な要素だけで作られるのではなく、それと同じぐらい音楽も欠かせません。映画音楽を通じてルイ氏は自分が育った町の声を見つけました。今回のコンサートでは、ルイ氏がブルース・リー、ウォン・カーウァイ、ジョニー・トーの香港映画の中で流れていた特徴的なメロディーと曲をジャズを通して再解釈します。また、この美しい旅路にゲスト・ジャズ・ボーカリストのShihoも参加します。ルイ氏は東京、大阪、京都などの日本公演も多数行っており、フリースペース・ジャズ・フェスティバルや香港ポップ・カルチャー・フェスティバルなどの香港の主要な芸術祭を含め、日本・香港の両方ででバンドリーダーの谷口氏と長年コラボレーションをしてきました。
会場
- 鶴見区民文化センター サルビアホール 音楽ホール
- 〒230-0051
横浜市鶴見区鶴見中央1-31-2 シークレイン内
日時
12.4 Wed 19:30
上演時間
60分
言語
英語・日本語上演
アーティスト情報
- 前半生藝術概念
前半生藝術概念は、2020年にアイシー・ライ(賴燕婷)によって設立された非営利団体です。活気に満ちたアートコミュニティを育成し、若い世代や一般の人々の芸術への情熱を育むことに専念しています。
・香港の才能あるアーティストを育成し紹介する
・視聴者を引き付ける魅力的な体験を提供する
・活気に満ちたアートコミュニティを育成する
・アートを通じで社会問題に向き合い、異文化理解を促進する公演、展覧会、アウトリーチ活動、教育プログラムを企画することにより、マルチアートの発展を促進します。 2021年以来、オリジナルのマルチアートコンサートやアウトリーチプログラムを企画し、累計2000人以上の参加者を集めました。
これまでのパートナーおよびスポンサーには、香港芸術発展局、民政及青年事務局、香港演芸学院、トム・リー・ミュージック、フレンチ・メイ・アート・フェスティバル、アライアンス・フランセーズが含まれます。
- パトリック・ルイ (雷柏熹)
香港のピアニスト、作曲家、編曲家、プロデューサー。バークリー音楽大学を卒業して以来、マーヴィン・ハムリッシュ国際音楽賞(ジャズ作曲部門)、台中ジャズ・フェスティバル・ピアノ・コンクールで優勝し、ブカレスト国際ジャズコンペティションの準決勝進出を果たしました。ジャズ・オーケストラ作品『ミラー・ダンス』は、香港作曲家及作詞家協會(CASH)ゴールデン・セイル・ミュージック・アワードの「最優秀シリアス作品賞」に初めてノミネートされたジャズ作品でした。ポップグループのラバーバンドとの共同プロデュース曲は、香港のラジオ局「商業電台」による「アルバム・オブ・ザ・イヤー」賞、「ソング・オブ・ザ・イヤー」賞、そしてCASHゴールデン・セイル・ミュージック・アワードで「ベスト・ソング」賞を受賞しました。
国際的に活躍するジャズピアニストとして、JENerations Jazz Festival(米国)、EUROPAfest、高槻ジャズストリート、金沢ジャズストリート、台中ジャズフェスティバル、クロッケンフラップ、フリースペースジャズフェスティバル、香港ジャズマラソンなどのフェスティバルに出演。アレックス・シピアギン、ウィル・ヴィンソン、京都コンポーザーズ・ジャズ・オーケストラ、台北ジャズ・オーケストラと共演してオリジナル作品を演奏してきました。自身のジャズ オーケストラは、米国のジャズ教育ネットワーク(JEN)から年次会議での演奏に招待され、フリースペース ジャズ フェスティバルのヘッドライナーとして5年連続で出演を果たしました。バンドはアライアンス・フランセーズが主催するフレンチ・メイ・フェスティバルに招待され、「Jazz In French Film」にてフランス映画の名曲をジャズにアレンジして演奏しました。
- 谷口知巳
トロンボーン奏者、バンドリーダー、プロデューサー、教育者。ボストンのバークリー音楽院で87年から90年まで学び、作曲の学位を取得。アメリカ滞在中にボストンでハル・クロック、ハーブ・ポメロイに、ニューヨークでコンラッド・ハーヴィグに、インディアナでビル・アダムに学ぶ。最近は関西や名古屋でジャズトロンボーン奏者、作曲/編曲者、プロデューサーとして精力的に活動している。
北野タダオ&アロージャズオーケストラ、CUGジャズオーケストラと共演。また、ビックバンドである京都コンポーザーズジャズオーケストラの創設者でもある。ベトナム、韓国、香港、中国など様々な場面で演奏。これまでに「2225 south high street」、「The place i belong」、「I may not remember」の3枚のアルバムと、京都コンポーザーズ・ジャズ・オーケストラとの8枚のアルバムをリリース。
これまでに40枚のアルバムをプロデュース。ジャズ専門誌「スイングジャーナル」の「日本のトロンボーン奏者トップ20」にも選ばれている。また、名古屋芸術大学で教鞭をとるなど、指導者としても活躍している。
パトリック・ルイ(Piano)、ジョージ・ガゾン(Sax)、ミルト・ヒントン(Bass)、リッキー・フォード(Sax)、牧山純子(Vn)、Shiho(Vo)等、共演多数。
- Shiho
2001年に日本人として初の米国コンコードレーベルよりFried PrideのボーカリストとしてCD デビュー。類いまれな歌唱力を武器に2016年12月のFried Pride活動終了まで、ブルーノートやビルボードライブを中心に全国各地のジャズライブハウスや東京Jazz、福岡中州Jazzなど多くのジャズイベントに出演。海外でもジャズの本場である米国ブルーノート・ニューヨーク公演や、世界最大のJazz Fessであるジャカルタの「International Java Jazz fess」をはじめライブハウスやイベントに多数出演し、一躍国内トップジャズボーカリストの仲間入りを果たした。
2019 年にはソロとして初のアルバム「A Vocalist」をキングレコードよりリリース。
2021年にはメジャーデビュー20周年を迎え、2022年には fox capture plan、ケイコ・リー、J.A.M piano trio from SOIL & "PIMP" SESSIONS、武田真治、桑原あいなど豪華なコラボレーション 楽曲を収録した 2nd アルバム「COLOR」をリリースした。
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