まよかげ/Mayokage
篠田千明
あなたが畏れるのは、ひとりぼっちになる事?それともいつも誰かに見られている事?
コロナ禍での3年間の制作を経て、2023年11月にインドネシア・ジョグジャカルタで初演を迎えた篠田千明×ナナン・アナント・ウィチャクソノ×たかくらかずきがコラボレーションした演劇作品『まよかげ/Mayokage』が、下北沢・横浜で上演されます。 ナナンの出身地であるジャワ島では、ワヤン(人形影絵劇)を上演する魔除けや厄除けのための伝統的な儀式、ルワタンが現在も行われています。『まよかげ/Mayokage』は、ルワタンで上演される演目『ムルワカラ』の主人公カラの誕生にまつわるお話です。カラは『ムルワカラ』のなかで、人間を襲って次々と食べていきます。人々の畏怖の対象となったカラは、最後には退治されます。どうしてカラは、人を食うようになったのか――。篠田千明演出のもと、語り・演奏・人形劇のパフォーマンスに加え、観客参加型のクイズも挟みながら進行します。私たちは今、何を最も畏れているのでしょうか。
会場
- シルクロード舞踏館
- 〒231-0023
横浜市中区山下町80 地下1階
日時
12.12 Thu 19:00
12.13 Fri 19:00
12.14 Sat 14:00
12.14 Sat 19:00
12.15 Sun 14:00
12.14 14:00,19:00(Sat)公演関連トークあり
上演時間
75分
言語
インドネシア語・ジャワ語・日本語上演
翻訳・字幕
インドネシア語・日本語・英語字幕
アクセシビリティ
- 車椅子入場可
- 聴覚障害支援
劇場は地下に位置しており、エレベーターがあります。日本語を含めた3ヶ国語の字幕付きです。
チケット
2歳以下:無料
こども(3〜18歳):¥500
YPAM参加登録者/U29:予約・当日 ¥2,000
一般:予約 ¥3,500/当日 ¥4,000
お取り扱い:ArtSticker、Peatix
アーティスト情報
- 篠田千明
演劇作家、演出家、観光ガイド、学童指導員。
複数の環世界を聞き分けて空間に配置し、閉じずに整えるのが得意。
2004年に多摩美術大学の同級生と快快を立ち上げ、2012年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出、脚本、企画を手がける。その後バンコクに移動し、ソロ活動を続ける。2020年3月に日本に帰国、練馬を拠点とする。神保町の美学校で『劇のやめ方』という講座を担当している。
お問い合わせ
mayokage@gmail.com