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連綿と続く土佐和紙の伝統をドラマチックに描いたシンガポール × 日本の演劇作品

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シンガポールを拠点に国内外で活躍し、近年日本でも精力的に活動を展開している戯曲家兼演出家の、チョン・ツェシエン氏を高知県に招聘して創り上げた演劇作品です。2018年の紙漉き職人や原料農家へのリサーチを経て、2019年にはショーケースを実施。2024年8月に高知県で待望の世界初演を行いました。

<あらすじ>絵画などの修復を生業とする高野は、ノルウェーの博物館より「修復には良質な和紙を使用せよ」という条件付きで美術品修復の依頼を受ける。和紙を求めて数十年ぶりに日本へ帰国した高野は、依頼主から渡された和紙職人・石井の名刺を頼りに、高知県いの町へと向かう。しかし、そこで待ち受けていたのは「石井さんはひと月前に亡くなった」という言葉であった。やがて高野は、和紙という伝統産業の「過去」と「現在」に足を踏み入れていく・・。

会場

THE HALL YOKOHAMA
〒231-0023
横浜市中区山下町112-11 テックスクエア 2F

日時

12.3 Tue 14:00
12.3 Tue 19:00

16:00–17:30 チョン・ツェシエンによる俳優向けWS講座

上演時間

90分

言語

日本語上演

翻訳・字幕

英語字幕

チケット

YPAM参加登録者・学生:¥4,000
一般:¥4,800
応援チケット:¥6,500(土佐和紙のプレゼント付き)
俳優向けWS講座:¥5,000(定員15名程度、『Paper』鑑賞者は¥500割引あり)

お取り扱い:ArtSticker

washiplustheater@gmail.com / 090-9775-9504

アーティスト情報

Washi+

高知県を拠点に活動する団体。代表を務める俳優、浜田あゆみの実家が、何世代にも渡って土佐和紙を製造していることから、舞台芸術を使って和紙の魅力を再発見するとともに、地域における舞台芸術の可能性を広げていくことを目標に活動しています。近年ではアーティストインレジデンスなども積極的に行っており、美術家、サーカスパフォーマー、俳優、ダンサーなど様々なアーティストが滞在しながら和紙を学んでいます。

チョン・ツェシエン

シンガポール生まれの劇作家・演出家。1975年生まれ。シンガポールの劇団ザ・ネセサリー・ステージ (TNS) で演劇に取り組み、その後、ザ・フィンガー・プレイヤーズに参加。普遍的な人形劇作品を創作し、2005年には『Between the Devil and the Deep Blue Sea』を演出して成功を収めた。また、「四谷怪談」や「綾の鼓」など、日本の伝統物語の翻案した作品にも挑んでいる。

スタッフ/キャスト/クレジット

作・演出:チョン・ツェシエン
出演:井上貴子、立本夏山、浜田あゆみ、原啓太
舞台監督:領木隆行
照明:久津美太地
音響:相川貴
通訳:浜口真衣
協力:鹿敷製紙(株)、尾崎製紙所、かみこや、十川泉貨紙、田村寛、友草喜美枝、黒石正種・菊野、中井正惠、 山本忠義、太田瑞穂、河野桃子、La forêt(ラ・フォレ)(順不同)

お問い合わせ

https://washiplus.wixsite.com/home/
washiplustheater@gmail.com
090-9775-9504