南京プロジェクトvol.4 ── <再演>教育委員会
かもめマシーン
参加者自らが読む、歴史問題を巡る議事録
2022年より、かもめマシーンでは早稲田小劇場どらま館(東京)における留学生インタビュー、わが街の小劇場(沖縄)におけるワークインプログレス、国立中正大学(台湾)におけるワークショップを通じて、1937年に起こった「南京事件※」に関するリサーチを実施してきた。第二次大戦の終結から79年を経た今もなお、日本と中国の間において根深く横たわるこの事件。本作は、これらのリサーチを踏まえて行われる観客参加型パフォーマンスである。 このパフォーマンスでは、ある地方自治体において実際に行われた南京事件を巡る議事の記録をもとにして創作されたテキストを、参加者自らが音読する。参加者自らの発話を通じて仮想的な「議会」が再演されることで、この歴史問題に対してわたしたちの視点が浮き彫りとなるだろう。 ※「南京事件」という呼び方は外務省が採用する呼称に準拠している。
会場
- 高架下スタジオSite-D集会場
- 〒231-0066
横浜市中区黄金町1-2先
日時
12.6 Fri 15:00
12.7 Sat 15:00
上演時間
120分
言語
日本語上演
翻訳・字幕
英語概要配布
アクセシビリティ
- 車椅子入場可
アーティスト情報
- かもめマシーン
07年の設立以降、個人の身体と社会との関わりに焦点を当てた作品を発表。主な作品に、日本国憲法をテキストにした「俺が代」、サミュエル・ベケットの「しあわせな日々」、原発事故直後の福島で上演した「福島でゴドーを待ちながら」、コロナ禍に開始した黒電話で演劇を上演する「電話演劇シリーズ」など。17年ルーマニアの国際演劇祭Temps DʼImages Festival、18年シアターコモンズに参加。
スタッフ/キャスト/クレジット
クリエイションメンバー:
萩原雄太
清水穂奈美
伊藤新
助成:
公益財団法人 セゾン文化財団
お問い合わせ
https://www.kamomemachine.com/
info.kamomemachine@gmail.com