「聴者を演じるということ」序論

牧原依里 / 聾の鳥プロダクション

異なる身体性を演じることの意味を問う—「演技論」を捉え直すプロジェクト

  • 演劇
  • 日本

観客は今まで「個人」とされてきた「聴者」がカテゴリーで括られることを目撃する。演じる人はろう者役者の數見陽子と山田真樹。ろう者の身体で演じられる「聴者」に、私たちはどこまで言及することができるのか。 演じる者と演じられる者、その関係を超越し、分かち合うことは可能なのか。 なお本公演は、株式会社precogによる〈次世代の国際共同制作・海外ツアー促進プロジェクト〉の一環として国際展開を目指して開催する。

会場

高架下スタジオSite-Aギャラリー
〒231-0054
横浜市中区黄金町1-6先

日時

12.5 Thu 11:00
12.5 Thu 14:00

上演時間

60分

言語

日本語・日本手話上演

翻訳・字幕

英語台本配布・英語逐次通訳/ 日本手話通訳

チケット

YPAM参加登録者 無料
学生 前売 ¥2,000/当日 ¥2,500
一般 前売 ¥2,500/当日 ¥3,000

お取り扱い:ArtSticker

アーティスト情報

牧原依里 / 聾の鳥プロダクション

牧原は視覚と手話を中心とする人たちの身体感覚の視点から作品制作に取り組む。

作品形態は映像、パフォーマンスなど異なるが、その作品から生まれる現象を可視化する装置を提供することで、私たちの共通性と相違性を探り続けるとともにこの世界の社会構造を浮かび上がらせる試みを行なっている。
主な代表作品として、ろう者コミュニティにあるオンガクを概念化し、音楽の定義を問いた《LISTEN リッスン》など。

スタッフ/キャスト/クレジット

演出:牧原依里
出演:數見陽子、山田真樹
プロデューサー:陳逸君、黄木多美子
プロジェクトマネージャー:林芽衣

主催・企画制作:株式会社precog
製作:聾の鳥プロダクション
助成:文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業) |独立行政法人日本芸術文化振興会

お問い合わせ

03-3528-9713