会場

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281

日時(UTC+9)

12.9(金) 18:00 - 20:50
途中20分の休憩あり
12.10(土) 13:30 - 16:40
途中20分の休憩あり
12.11(日) 13:00 - 16:10
途中20分の休憩あり

言語
日本語
翻訳
英語字幕
アクセシビリティ
車椅子サポート
車椅子での入場・鑑賞
多目的トイレ

チケット

オーディエンス ¥2,500
プロフェッショナル ¥1,000
*開場は開演の30分前
*未就学児童入場不可
*車椅子席のご予約をご希望の方はtickets@ypam.jpへお問い合わせください。

「かつては神の国。現世は苦行なのか。私たちはこの国に生まれ、生きている。世界に遅れを取らないために走り続けた神の国、ニッポン。私たちは今の社会をどのように享受し、または耐えなければならないのか。家庭や学校、職場という集団の中で現れてくるイデオロギーの徴発」⸺ジャンルを横断した活動を展開するアーティスト・コレクティブ、オル太が、YPAMで2年間にわたり、「ニッポンのイデオロギー」がとる日常的形態のパフォーマティブな分析に取り組みます。無意識の言葉、不可視の不安と欲望からつくられる感覚の集積。教育から、憲法から、広告から、ブラウザから、あるいはコンビニやファーストフード店やスーパーマーケットから、日々再生産され、動員されているイデオロギー。ニッポンのイデオロギーは永久に不滅なのでしょうか? 今年はワークインプログレスとしての上演。

作・演出:オル太
ドラマトゥルギー:林立騎
構成:Jang-Chi
出演:オル太(井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者)
ゲスト出演:稲継美保、内田結花、小山薫子、菊地侑紀、武田力、中 川友香、捩子ぴじん、嶺川貴子
ロボット制作:小林椋
楽曲:嶺川貴子、井上徹
照明:武部瑠人、藤本隆行(Kinsei R&D)
映像:武部瑠人
音響:濵田夢花・加登匡敏(MUSA ENTERPRISE)
音響・字幕操作:大北真未(MUSA ENTERPRISE)
映像テクニカル:柴田一秀
協力:松岡真弥、中村圭、時里充
スペシャルサンクス:生西康典、岡田裕子
制作:飯川恭子、柴田聡子

主催:特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター
共催:横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
協賛:(株)グローバルオーガニックゲート
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業

オル太
Photo by Takehiro Iikawa

オル太

2009年に結成された6名(井上徹、川村和秀、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chi)によるアーティスト・コレクティブ。創造行為、ひいては人間の根源的な欲求や感覚について、自らの身体をパフォーマンスという形で投じ、問いかけている。近年の主なパフォーマンスやプロジェクトに『超衆芸術スタンドプレー』『耕す家:不確かな生成』『生者のくに』『Safari Firing』など。

内田結花

内田結花

ダンサー、振付家。NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス@神戸」参加を機に、黒沢美香、紅玉、セレノグラフィカ、ジェコ・シオンポ、チーム・チープロなどの作品やプロジェクトに多角的に参画する。近年では、ダンサー中根千枝との協働作品「暮らし」をシリーズ化し、屋内外問わず発表を続ける。シリーズのひとつ『移動する暮らし』は2020年度KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD最終審査会選出。

小山薫子

小山薫子

俳優。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科卒業。劇団「ままごと」に所属。2018年、俳優2人による演劇ユニット「humunus」(フムヌス)を結成。環境や空間を構成する物質やその肌理などを声と身体でうつしとる表現を試み、2020年より福島県富岡町と東京でリサーチと創作を続けている。ツアー演劇『うつほの襞/漂流の景』(2021〜2022)、上演+展示企画『〈砌と船〉– うつつ、揺蕩い』(2022)など。

菊地侑紀

菊地侑紀

茨城県出身。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科卒業。音楽劇『夜のピクニック』(深作健太演出)への古川悦子役としての出演を皮切りに、初恋タロー20周年記念舞台『お笑い家族』、『Devil May Cry –THE LIVE HACKER–』、PAPALUWA10周年記念特別公演『SUPER SUMMER INTRASQUAD GAME!!』、『big the Musical』など舞台を中心に活動。

武田力
Photo by Kenji Seo

武田力

演出家、民俗芸能アーカイバー。俳優としてチェルフィッチュや飴屋法水の作品に参加。3.11を機に演出家に。警察の指導、たこ焼き、小学校の教科書など日常的な素材を扱い、劇場外での演劇作品を多く手掛ける。また、各地の過疎集落に継がれる民俗芸能の復活/継承事業を行なう。横浜市芸術文化振興財団2016、17年度クリエイティブ・チルドレン・フェロー。2019年度国際交流基金アジアフェロー。九州大学非常勤講師。

中川友香

中川友香

1999年、松本生まれ。俳優。主な出演作に、関田育子『浜梨』(2019)、新聞家『弁え』(2021)、篠崎誠監督『きみの面影をいまだ夢みる』『ひかりのなかでよむ』(2021)。2022年、俳優2人組のユニット「再演企画」を始動し『ここから発つ』を上演。新聞家『とりで』(2023年2月)、松田正隆『文化センターの危機』(2023年2月)に出演予定。

捩子ぴじん
Photo by Kai Maetani

捩子ぴじん

ダンサー、振付家、neji&co.主宰。2004年まで舞踏カンパニー大駱駝艦に所属。自身の体に微視的なアプローチをしたソロダンスや、ダンサーの体を物質的に扱った振付作品を発表する。THEATRE E9 KYOTOアソシエイトアーティスト。セゾン文化財団セゾン・フェロー。

嶺川貴子

嶺川貴子

1990年頃より歌うことを始める。『Roomic Cube – a tiny room exhibition』(1996)など、国内外で8枚のアルバムを発表、様々な表現者とのコラボレーション/音楽制作を経て、今に至る。近年の活動に、池田扶美代によるワークショップ&ショーケース『Powerlessness』(2017) 参加、ギタリストDustin Wongとの三部作アルバム、灰野敬二との共演など。

小林椋

小林椋

1992年東京都生まれ。2017年多摩美術大学大学院修士課程情報デザイン領域修了。2019年京都市立芸術大学大学院修士課程彫刻専攻修了。ある事物に対して、物理的な装置やオブジェを介入させることで生まれる飛躍や不和を観察しながら作品を制作する。時里充とのユニット「正直」でも活動。


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