会場

〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町6丁目50−1

日時(UTC+9)

12.3(土) 13:00 - 15:30

言語
日本語
翻訳
英語逐次通訳
アクセシビリティ
車椅子サポート
車椅子での入場・鑑賞
多目的トイレ

チケット

・基調講演
どなたでも入場可(無料)

・オープニング・レセプション
プロフェッショナルのみ(無料)

今年のプログラムの意味と今後YPAMが向かう方向性を示唆する基調講演に続き、参加者のみなさまをお迎えするレセプションを開催します。基調講演にはオンラインでも出席いただけます。

2010年代後半、東南アジアにフォーカスしたTPAMのプログラムの中でも、ファイブアーツセンター(マレーシア)の『バリン』『仮構の歴史』、ホー・ツーニェン(シンガポール)の『一頭あるいは数頭のトラ』『神秘のライ・テク』など、日本によるマラヤ占領、マラヤ共産党の活動、マラヤ連邦独立史に関わる作品は特に大きな反響を呼びました。マラヤ共産党史、マラヤにおける華僑アイデンティティを専門とする原不二夫氏による基調講演は、多くの問題系を含むこれらのテーマの再訪を通して、今年のYPAMディレクションがはらむ潜在的な問いを引き出してくれるでしょう。

原不二夫

原不二夫

1943年長野県生まれ。学術博士(東京大学総合文化研究科、1997)、南山大学外国語学部教授(1999〜2012)、マラヤ大学文学・社会科学部歴史学科客員教授(2012〜2013)、アジア経済研究所名誉研究員。著書に『マラヤ華僑と中国:帰属意識転換過程の研究』(2001)、『未完に終わった国際協力:マラヤ共産党と兄弟党』(2009)、『反面教師として読んだ「文章読本」』(2019)など。