鮭スペアレ版『リチャード三世』

鮭スペアレ

天才的な悪人の魂がおどり、うたう。リチャード三世の孤独の祭りへようこそ!

  • 日本
  • 演劇

天才的な悪人、リチャード三世。肉体の美も他者からの愛情も得られない彼の劣等感は悪のエネルギーとなり燃える。言葉で人を支配して、次々と人を殺める。なのに、なぜ、これほどまでに彼は魅力的なのか?それは誰しもが持つ「負の感情」「孤独」に光を当てられるからかもしれない。本公演では、複数の俳優が「リチャードの魂」を呼び起こす。欲望と孤独、光と影の集合体としての魂は、形を変えながら語りかけ、踊り出す。鮭スペアレ版『リチャード三世』はコロナ禍で初演しました。2025年、その制限から解き放たれた鮭スペアレが、客席と舞台が混ざりあうような臨場感溢れる空間で、生演奏と「ウタイ・マイシステム」を活かしたご機嫌な新演出で上演します!シェイクスピアをよく知る方もそうではない方も上演をよりいっそう楽しめる、劇団員によるプレトークもあります。ぜひあわせてお越しください。

会場

音楽館セレレム
横浜市緑区長津田5-6-17

日時

12.6 Sat 17:30

12.6 14:00 公開ゲネプロ、プレトークあり(予約は劇団のみで取り扱い)
12.6 17:30 プレトーク、アフターパーティーあり

上演時間

70分

言語

日本語

翻訳・字幕

英語概要配布予定

チケット

YPAM参加登録者:¥3,500
一般:¥4,000
学生:¥3,500

お取り扱い:YPAMチケットサイト / 鮭スペアレウェブサイト

アーティスト情報

鮭スペアレ

「人は何者にもなりきれない」という理念を持ち、何者にもならないニュートラルな身体と音声で「コンテンポラリー能」ともいわれる世界観を築く。2010年より日本語を発語することから発想する生演奏の音楽劇に取り組む。2016年より坪内逍遥訳でシェイクスピア作品を上演。2022年にはミラノのSpazio Teatro NO'HMA Teresa Pomodoro主催のフェスティバル “The Naked Theatre”にて初の海外公演を行い、審査員特別賞を受賞。2024年より『鮭スペアレの持たざる演劇 すってんテンペスト』を連続上演中。

スタッフ/キャスト/クレジット

出演
清水いつ鹿、上埜すみれ、マサムネ葵、水上亜弓、宮川麻理子
田坂歩、西島永恵

演奏
バイオリン:中條日菜子
尺八:酒井酣山
ウタイ:中込遊里、太田収紀

スタッフ
作:ウィリアム・シェイクスピア
訳:坪内逍遥
構成・ドラマトゥルク:宮川麻理子
演出:中込遊里
衣装:清水いつ鹿
美術:北山聖子
広報:上埜すみれ
制作:日里ひとみ(一般社団法人AsoVo)
協力:立川市子ども未来センター、(株)Quick

公式サイト

https://syake-speare.com