新作開発共遊会 Vol.2

中村蓉(ヨウ+)

双面をめぐる現在地

  • 日本
  • ダンス
  • 観客参加型
  • 日本初演

ヨウ+が2026年1月KAAT神奈川芸術劇場にて上演する新作ダンス公演に先駆けて、現在創作中の振付や思考をシェアする新作開発共遊会(ワークインプログレス)の第二弾。新作の題材は歌舞伎の演出形式、双面(ふたおもて)。双面とは主に、全く同じ姿をしたうり双つ(ふたつ)の人物が現れ、周囲を惑わした末、どちらか一方の正体が「亡霊」だと判明する、という形式。能『隅田川』など、創作過程で湧いてきた興味・発見を交えて「世の中を双面で切り取る」探究を、パフォーマンスと対話で発表する。

会場

KAAT神奈川芸術劇場<アトリウム>
〒231-0023 横浜市中区山下町281

日時

12.6 Sat 14:30

14:30 パフォーマンス
15:00 トーク

上演時間

90分

言語

日本語

翻訳・字幕

英語概要配布、一部通訳有

アクセシビリティ

  • 車椅子入場可
  • 多目的トイレ

チケット

予約不要・無料

アーティスト情報

中村蓉

早稲田大学在学中にコンテンポラリーダンスを始める。
国際芸術祭あいち2022、シビウ国際演劇祭などで作品を上演。2013年に〈ヨウ+〉を旗揚げ。小説や戯曲を原案にしたダンス作品を多く創作し、これまでに『ジゼル』(2021)『fマクベス』(2023)『邦子狂詩曲』(2024・東京芸術劇場主催)などがある。近年では東京二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『セルセ』『デイダミーア』の演出・振付を担当。他にもサンリオピューロランドのショー、北九州市芸術文化振興財団職員が踊るオリジナルダンス「財ダンス」など幅広く振付を手掛ける。また演劇集団円付属「円・演劇研究所」身体表現クラスを担当するなど分野を超えて活躍できる表現者の育成にも力を入れている。

〈受賞歴〉
2012年ダンスコンテストNEXTREAM21審査員特別賞、第1回セッションベスト賞
2013年横浜ダンスコレクションEX審査員賞・シビウ国際演劇祭賞
2014年トーキョー×ソウルデュオダンスフェスティバル人氣賞
2016年第5回エルスール財団コンテンポラリーダンス部門新人賞

お問い合わせ

yoplusnnn@gmail.com