Quarterlife: DAWN

菅原圭輔

曖昧な自己とともに進む — QLCへの身体的応答

  • ドイツ
  • ダンス
  • フィジカル
  • サウンド/音楽
  • 世界初演

20〜30代に訪れる心理的・社会的転換期「クォーターライフクライシス(QLC)」に着目した本作は、自意識の揺らぎをテーマにしたパフォーマンス作品です。情熱や衝動でだけでは立ち行かず、経験や知識がかえって進路を迷わせる中で、私たちはどう「曖昧な自己」を受け入れるのでしょうか。ベルリン在住の振付家・菅原圭輔を中心に13名のパフォーマーが参加し、内的な葛藤を身体という媒体を通して可視化していきます。

会場

若葉町ウォーフ
〒231-0056
横浜市中区若葉町3-47-1

日時

12.13 Sat 15:00
12.13 Sat 19:00
12.14 Sun 13:00
12.14 Sun 17:00

*開場は、開演の30分前を予定しております
*演出の都合上、大音量での音響効果がございます

上演時間

90分

言語

なし

翻訳・字幕

英語概要配布

チケット

YPAM参加登録者:¥3,000
一般:¥3,500

お取り扱い:YPAMチケットサイト

アーティスト情報

菅原圭輔(振付)

ベルリンを拠点に活動するパフォーミング・アーティスト兼振付家。身体性を基盤とし、空間全体を媒介とした知覚的体験を創出する。2017年の渡独以降、「自己の確立と他者との関係性」を主題に、図形譜を用いた実験的創作を展開。異なるメディアの交差を試みながら、身体表現の再構築に挑む。これまで、ドイツ、デンマーク、エストニア、リトアニアをはじめとする欧州諸国および日本で作品を発表し、高い評価を得る。

Novatron(音楽)

静寂とノイズ、秩序と混沌を往来する実験的サウンドデュオ。即興と自由の中で生まれる音を追求する。2021年ベルリンで結成。Ambient、Drone、Noise、Hardcoreに影響を受けた即興音楽を基盤に、ドイツのKitchen Leg Recordsより2枚、Econoreより1枚のアルバムを発表。現在は流水(ギター/ベルリン)と中村(ドラム/日本)が拠点をまたぎ活動を展開している。

Mizuki Suda(セノグラフィー)

東京と群馬県を拠点に活動する。大学で建築を学び、ドイツでセノグラフィーの調査研究やインターンシップに従事。自身の理念「パフォーマティブ・セノグラフィー」を掲げ、演者の動態性が空間の変容を導き、空間がまた演者に呼応する――舞台上で即興的に変化する双方向の空間を探求している。

KruK (主催)

KruK(Konzeptraum und Künstler)は、振付家・ダンサー・デザイナー・音楽家・照明家など、多彩な背景をもつアーティストによるコレクティブ。2025年2月に発足。舞台芸術の枠を越え、異分野の表現技法を交差させながら新たな知覚体験を探究する。名称には「コンセプト・スペースとアーティストたち」という意味が込められ、実験的で対話的な創作を通じて表現の新たな可能性を提示する。

スタッフ/キャスト/クレジット

作・振付:菅原圭輔
出演:Akiko, 巖本真理, 江川未彩, 奥村萌依, 清田鮎子, 佐藤実祐, 柴田桜子, 田代一裕, Ain Tominaga, 原知里, Evgeniia Boliachkina, 三宅もめん, 山岸詩音
音楽:Novatron
セノグラフィー:Mizuki Suda
照明:福永将也
音響:Ayumi Nakamura (Walm)
舞台監督:佐藤麻菜
ドラマトゥルク:宮悠介, 髙瑞貴
ビジュアルデザイン:小林紗也
記録映像:熊谷悠真
記録写真:アラキミユ
PR コミュニケーション:波潟希美
翻訳:田村由以

主催: KruK
衣装提供:株式会社Tani Japan
協力:.Axus, Nordisk Teaterlaboratorium “West Hive”, NOTOつなげて広げるプロジェクト, Studio REIMEI, Theaterhaus Berlin, WAKABACHO WARHF “pàlina”

YPAMフリンジ2025参加公演

お問い合わせ

info@keisuke-sugawara.com