ハプニングフジサワ
米澤一平
藤沢のランドマーク「フジサワ名店ビル」を舞台にしたサイトスペシフィックアート
「Happening Fujisawa」は、2027年に営業終了が予定されている藤沢のランドマーク「フジサワ名店ビル」を舞台に展開する、サイトスペシフィック・アートプロジェクトです。“人が歩けば街はハプニング”というコンセプトのもと、この街に生きる人々の日常の動きや、通行する身体のリズムに呼応するように、偶発的な表現が立ち上がります。ビルの1階中庭や商店街の通路、さらには通常は立ち入ることのできない屋上など、都市の隙間や消えゆく建築の断片を、即興的なダンス・音楽・演劇によって新たな風景へと変容させます。町の人々の生活の歴史でもあるこの場所で生まれる表現は、その瞬間に居合わせた人々の記憶にのみ刻まれ、やがて解体と共に痕跡だけを残すでしょう。本プロジェクトは、都市の時間と人の営みが織りなす偶発の瞬間を記録し、街そのものを劇場として体験する試みです。
会場
- 391THEATRE
- 藤沢市南藤沢2-1-1 フジサワ名店ビル他
日時
11.29 Sat 12:00
受付は当日11:00より、フジサワ名店ビル3階の有隣堂横ブックシアターにて行います。受付後は、12:00から19:00まで、1階中庭やビル屋上で開催されるパフォーマンスプログラムのスケジュールをご案内します。時間になりましたら、指定の場所へお越しください。
上演時間
420分
言語
日本語
翻訳・字幕
英語概要配布
アクセシビリティ
アーティスト情報
- 米澤一平
タップダンサー、場づくり。コンテンポラリーアートの視点からタップダンスを捉え直し身体・音楽・空間・意識など多角的に解体・再構築。場所を起点に空間とコンセプトと表現者を掛け合わせ、演者・鑑賞者共に未知な状況を設定する。2014年以降即興性に特化したライブ企画を立ち上げ独自の活動を展開。路上からギャラリー、劇場まで、ジャンルや形式を越え、アンダーグラウンドを中心に幅広い表現活動を続けている。
スタッフ/キャスト/クレジット
Aokid (ダンス)
江田匠汰(打楽器)
カナキティ(舞踏)
日下七海(中国琵琶)
小西佑果(ベース)
小畑亮吾と音の幽霊(ヴァイオリンと装置)
zzzpeaker(music)
谷本麻実(打楽器)
富樫幹(絵)
富田真以子(打楽器)
中野渡拓実(ドラム)
野島良太(表現)
hidekimasuda(投影)
JanMah(ギター)
吉田一夫(フルート)
