ある風景の中で
ページをめくるのを怖がらないで/ラストダンスは私に/第三の対話:ある風景の中で(アレッサンドロ・シャッローニ/コレッティーヴォ・チネティコ)
アレッサンドロ・シャッローニ
「回転」をめぐる行為、伝統舞踊、コンセプトを精緻に探究する三作品を一挙上演。
美術とダンスの境界で厳格、明瞭、清澄な作風を確立したイタリアの振付家が、「回転」をめぐる実践や伝統舞踊のリサーチに基づく三作品、『ページをめくるのを怖がらないで』(ソロ)、昨年KYOTO EXPERIMENTで日本初演された『ラストダンスは私に』(デュオ)、『第三の対話:ある風景の中で』(コレッティーヴォ・チネティコとのコラボレーション)を一挙上演。タイトル「ある風景の中で」はジョン・ケージが1948年にダンスのために作曲したピアノ曲より。
会場
- KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>
- 〒231-0023 横浜市中区山下町281
日時
12.12 Fri 19:00
12.13 Sat 12:00
12.13 Sat 16:30 – ポストパフォーマンストークを予定
上演時間
約120分
アクセシビリティ
*車椅子席をご予約の際はYPAM事務局までお問い合わせください。(TEL 045-264-6514 Email ticket@ypam.jp)
*12.13 Sat 12:00 託児サービスあり(¥2,000)公演1週間前までに要予約(マザーズ:0120-788-222)
アーティスト情報
- アレッサンドロ・シャッローニ
アレッサンドロ・シャッローニは、イタリア出身のアーティストで、舞台芸術の分野を中心に活動しており、ヴィジュアルアーツや演劇研究の経験も有する。彼の作品は、デュシャン的なコンセプチュアルな発想を起点とし、演劇的な枠組みを用いて展開され、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアのフェスティバル、美術館、そしてオルタナティブな空間で上演されている。作品制作にあたっては、異なる分野のプロフェッショナルを巻き込み、ダンスだけでなくサーカスやスポーツの技術や経験も取り入れ、演者の肉体的限界に至るまで行為を反復し、さまざまな時間の次元や観客と演者の間の感応を探求することで、パフォーマンス行為に内在する執着、恐れ、脆さを浮き彫りにしようと試みる。2019年にはヴェネチア・ビエンナーレでダンス部門の金獅子賞(功労賞)を受賞。現在、マルケ・テアトロのアソシエート・アーティストを務めている。
スタッフ/キャスト/クレジット
ページをめくるのを怖がらないで
構想・パフォーマンス:アレッサンドロ・シャッローニ、マルコ・ベルターニ
音楽:パオロ・ペルシア
デザイン:エットレ・ロンバルディ
ドラマトゥルギー:アレッサンドロ・シャッローニ、リー・スーフェ
キュレーター・プロモーション・コンサルティング:リサ・ジラルディーノ
制作統括:キアーラ・ファーヴァ
技術監督:ヴァレリア・フォーティ
リサーチ:ダミアン・モドーロ
広報:ピエールパオロ・フェルライーノ
製作:コルポチェレステ_C.C.00#、マルケ・テアトロ
共同製作:サンキャトル・パリ、CCN2 – グルノーブル国立振付センター、レ・アル・ド・シャーベック
ラストダンスは私に
構想:アレッサンドロ・シャッローニ、ジャンマリア・ボルジッロ、ジョヴァンフランチェスコ・ジャニーニ
アーティスティック・コラボレーション:ジャンカルロ・スターニ
音楽:アウロラ・バウサ、ペレ・ジョウ
デザイン:エットレ・ロンバルディ
技術監督:ヴァレリア・フォーティ
キュレーター・プロモーション・コンサルティング:リサ・ジラルディーノ
制作統括:キアーラ・ファーヴァ
広報:ピエールパオロ・フェルライーノ
製作:コルポチェレステ_C.C.00#、マルケ・テアトロ
共同製作:サンタルカンジェロ・フェスティバル、B.モーション、ウルバーナ・ダンスフェスティバル
第三の対話:ある風景の中で
コレッティーヴォ・チネティコ & アレッサンドロ・シャッローニ
振付:アレッサンドロ・シャッローニ
出演・クリエーション:シモーネ・アルガニーニ、マティルデ・ブッツォーニ、カルミネ・パリーゼ、アンジェロ・ペドローニ、フランチェスカ・ペンニーニ、ステーファノ・サルディ
照明:アレッサンドロ・シャッローニ
音楽:ジョン・ケージ、ステーファノ・サルディ
デザイン:エットレ・ロンバルディ
共同製作:コレッティーヴォ・チネティコ、アペルト・フェスティバル – レッジオ・エミリア劇場財団、フェラーラ市立劇場、オペラエスターテ・フェスティバル・ヴェネト/CSC、マルケ・テアトロ、チェントラーレ・フィエス/アートワークスペース(助成:イタリア文化省、エミリア=ロマーニャ州)
アレッサンドロ・シャッローニはマルケ・テアトロのアソシエート・アーティストです。
舞台監督:尾崎聡|照明:上山真輝|音響:稲荷森健、荒井勇人|舞台:株式会社ステージワークURAK|技術監修:上山真輝、尾崎聡、稲荷森健|制作:並河咲耶|制作統括:平岡久美
KAAT神奈川芸術劇場|舞台機構:宮坂季樹|照明:梶谷剛樹|音響:江口佳那|プロダクションマネージャー:平井徹|アシスタントプロダクションマネージャー:松下城支
主催:イタリア文化会館、横浜国際舞台芸術ミーティング
助成:イタリア文化省舞台芸術局、ATER Fondazione

