YPAM

「Very Theatre」は、映像および舞台監督の周東彥（Chou Tung-Yen）が設立した、舞台芸術と映像制作に精通するクロスオーバーチーム。作品は演劇、マルチメディア、ビデオインスタレーション、ドキュメンタリー、VRなど多岐にわたる。

XR作品『霧中』および『フリーユアヘッド～脳を解放しよう』は、それぞれ第78回・第81回ヴェネチア国際映画祭に正式出品されました。さらに『霧を抜けて』は第77回カンヌ映画祭に選出され、NewImages Festivalにて最優秀賞を受賞しました。

周東彥は、Very Theatre および Very Mainstream Studio の創設者であり、台湾出身の受賞歴を持つ演劇・映画・XRクリエイターです。新しいメディアを用いて物語体験の新しい可能性を探求することに焦点を当てています。

周の作品は、World Stage Design Award for Interactive and New Media 2013（『空的記憶Emptied Memories』）や、Knight of Illumination Projection Design Award 2018（林懷民『關於島嶼Formosa』および雲門舞集の舞台美術）など、数々の賞を受賞しています。

彼の初のVR映画『霧中』（2020）は、第78回ヴェネチア国際映画祭に選出され、2021年モントリオール・ニューシネマ国際映画祭ではパノラマVR賞を受賞しました。6DoFマルチユーザー体験作品『霧を抜けて』（2023）は、リアルタイム技術と物語表現の境界を押し広げ、第77回カンヌ映画祭に選出され、2024年NewImages Festivalではグランプリを受賞しました。また、XRパブリックコレオグラフィープロジェクト『フリーユアヘッド～脳を解放しよう』は、第81回ヴェネチア国際映画祭に選出されました。