若葉町ウォーフフリンジ2027:叙情のトンボ
3つのアリアの中のさなぎ
MikrÓPERA(ミクロペラ)
危機こそ、自分の翼を見つけて、飛び立つ絶好の瞬間かもしれない!
オペラ歌手のアシスタントが、突然上司の代役を務めることになった――そんな華やかで心躍る冒険の物語。主役となるのは「歌声(ヴォイス)」です。いつも遅刻ばかりする有名なテノール歌手アウグスト・ビッグヴォイスと、純粋でシャイなアシスタント、セシル。極度のあがり症に悩む彼女は、ある手違いから、保守的なオペラ界では「絶対に歌うべきではない」とされる男性用オペラ・アリアを3曲も歌うことに。さらに観客とともにマオリの「ハカ」を歌い、自分の中に限界など存在しないこと、女性性と男性性は常に共にあることを見出していきます。ジェンダーの境界を越え、ライブで「変身」を遂げながら、ビゼーの有名なアリアや力強い女性像「カルメン」を歌い上げます。危機こそが、自らの翼を見つけ、飛び立つための絶好のチャンスなのです。※国際フェスティバル18カ所参加・7つの賞を受賞。
会場
- 若葉町ウォーフ
- 〒231-0056
横浜市中区若葉町3-47-1
日時
2.5 Fri 17:00
2.6 Sat 17:00
2.7 Sun 17:00
短いアフタートークあり
上演時間
60min
言語
英語、一部日本語、オペラ・アリア:フランス語、イタリア語
アーティスト情報
- MikrÓPERA(ミクロペラ)
- MikrÓPERA(ミクロペラ)は、親密な距離感で楽しめる、オペラや声楽を取り入れたオリジナル作品を上演する劇団。2008年の設立以来、あらゆる層の観客に向けた作品を制作しており、特にファミリー層向けの公演に力を入れている。同劇団は、スペイン国内の舞台芸術サーキットにおいて、様々な作品で毎年選出されている。また2020年以降は、子供から大人まで楽しめる作品『LYRIC DRAGONFLY(リリック・ドラゴンフライ)』が国際的なフェスティバルにも選出され、これまでに7つの賞を受賞している。
- ゼリア・ラナスパ
ゼリア・ラナスパは、音楽、フィジカル・シアター、そして声の実験的表現を融合させた活動を展開する劇作家、演出家、パフォーマー。『Lyric Dragonfly(リリック・ドラゴンフライ)』は、オペラや現代社会において女性に課せられた役割を、個人的かつ批評的な視点から見つめ直すことで生まれた。歌唱や舞台芸術の研鑽を通じて、彼女はクラシックと現代の境界を探求し、クラウニング(道化の技法)、身振り、観客参加といった要素を取り入れながら、伝統的な舞台のあり方や権力構造に問いを投げかける。劇作家としては、欲望、脆さ、そして内に秘めた強さを併せ持つ女性像を描き出す。ラナスパは、芸術を象徴的な解放のための手段と捉え、平等や多様性をテーマにした戯曲をこれまでに10作品執筆してきた。その作風は、フェミニストかつ詩的な視点を基調とし、ユーモアと叙情性を融合させたものである。ジャンルを横断し、境界を打ち破り、変容(メタモルフォーゼ)を創造的行為として祝福する――そうした独自のスタイルを確立している。
スタッフ/キャスト/クレジット
作・出演:ゼリア・ラナスパ
演出:アンパロ・ノゲス、ゼリア・ラナスパ
音楽:ヘンデル、ビゼー、ヴェルディ、レオンカヴァッロ、プッチーニ

