imiji パフューム 메이킹
若葉町ウォーフフリンジ2027
ザンダー・ポーター&ヨハ・チョン
ヨハとザンダーによる、世代を横断する「クロス²・コスプレ・アンビカミング」の探究
『imiji パフューム 메이킹』は、ヨハ・チョンとザンダー・ポーターによる世代横断的な作品。「クロス²・コスプレ・アンビカミング(cross²-cosplay unbecoming)」を探究し、黎明期のハイパーポップと、その生まれた時空(2006年頃、Facebook)を、シリコンバレーの企業家によるテクノロジー支配以前の文脈から考察する。共有された(オペレーティング)システムは、二人の「ホログラム的身体」の融合と分裂を通して上演され、不安定化していく。プロトコル化された身振りを通じ、歴史的な米国―日本―韓国の関係が生み出した脆弱性と、現代の過剰な文化消費への影響を浮かび上がらせる。抑うつや社会的引きこもりは、VOCALOIDなどを含む沈鬱なテクノ美学によって表現される。本作は、この心理文化的循環を「ディスアイデンティフィケーション」の可能性とともに探究する。
会場
- 若葉町ウォーフ
- 〒231-0056
横浜市中区若葉町3-47-1
日時
2.12 Fri 11:00
2.13 Sat 11:00
2.14 Sun 11:00
*2.12 Fri dress rehearsal
上演時間
40min
言語
英語、韓国語、日本語
翻訳・字幕
英語同時通訳(韓国語)、英語字幕(日本語)
アーティスト情報
- ヨハ・チョン
- ヨハ・チョンは、韓国出身のパフォーマンス・アーティスト/振付研究者。変容し続ける自己を自発的に提示すること、そして内面と(演じられた)表面が共感染する状態を探究している。振付とパフォーマンスを横断しながら、身体が表象のシステムを通していかに可読化されるのかを観察し、「自己」を、リハーサルされ、生成され、コピーされ、あるいは絶えず貼り付けられていくものとして捉える。その実践は、真正なものと人工的なものの間を行き来する。ヨハの作品では、パフォーマーとイメージ、主体とキャラクター、親密さとシミュレーションが互いに侵食し合う状態が現れる。表層の下に安定した自己を探すのではなく、パフォーマンスする身体を、無限の投影を映し出し続ける変容するスクリーンとして捉える。そこでは、表面そのものが、内面として理解されるものを生み出し、変容させ、感染させる。2018年から2022年まで、韓国・ソウルのMWAM Danse Companyに所属。2026年、アムステルダム芸術大学School for New Dance Development(SNDO)を卒業。近年はコレクティブTrevogaとともに、Bari International Gender Festival(バーリ)、Trafó House of Contemporary Arts(ブダペスト)、Tangente(モントリオール)を巡回した。
- Zander Porter
- ザンダー・ポーターは、主にベルリンを拠点とするアーティスト(アーティスティック・リサーチャー)/振付家(ダンサー・サイボーグ)。ライブ性とオンライン性の間を行き来しながら、表面、身体、ポータル、精神の間における現象学的な探究として、(非)同一化と(非)身体化を扱う。ジェンダー、感情、対話、主体性をゲーム化することで、注意とアイデンティティを解体し、再構成する実践を展開している。ザンダーの作品は、過度な個人化を促す新自由主義的な秩序を批判的に露呈させると同時に、テクノ・ソーシャルな世界における儀式を、上演/記録されたものとして再想像する。こうした交渉から生まれる副産物(表現、パフォーマティヴィティ)を、よりクィアな関係性のための(テクノジェネティックな、神経学的に非定型な)マトリクスとして言語化している。ザンダー(Zander/زاندر/잔더)は、クィア、ジェンダー、フェミニズム研究とデジタル技術の交差領域に焦点を当て、議論と実験のためのプラットフォームであるXenoEntities Network(XEN)の中心メンバーとして活動してきた。ウェズリアン大学でArt Studioの学士号(優等、コンピューターサイエンスおよびパフォーマンス研究の追加履修)を取得後、アムステルダム芸術大学DASで振付の修士号を取得。Swiss Institute / Contemporary Art(ニューヨーク)、Cité internationale des arts(パリ)、TRAUMA(ベルリン)、セゾン文化財団(東京)、National Institute for Space Research(サン・ジョゼ・ドス・カンポス)、Leonardo@Djerassi(ウッドサイド)、Institute for Computer Music and Sound Technology(チューリヒ)、DANSEatelier(コペンハーゲン)、National Center for Dance(ブカレスト)などで、レジデンスや活動を行ってきた。また、さまざまな制作・研究助成や賞を受け、国際的な展覧会やフェスティバルにも参加している。
スタッフ/キャスト/クレジット
振付・出演:ザンダー・ポーター、ヨハ・チョン
音響制作: ドウクス
制作協力:カタリーナ
助成:オランダ大使館
